学費値上げのウソ

公明新聞:2016年2月22日(月)付

仮定の試算基に大学生を惑わすデマ宣伝
不安煽り党勢拡大狙う卑劣さ

また一つ、共産党のウソが暴かれました。“安倍政権が国立大学の学費を毎年値上げし、16年後に現在の年間53万円から93万円に40万円値上げする”というデマ宣伝です。

共産党は、国のお金をどう使うかを考える財務省の審議会(財政審)が示した、国立大学への運営費交付金の削減案に着目。“仮に交付金を減らし、自己収入を増やす際、その増の部分の全額を学費で賄ったらどうなるか”という試算を政府に出させ、それを悪用。仮定の話を政府の既定方針であるかのように仕立て、「安倍政権が学費値上げ 史上最悪」などと書かれたデマチラシを街角で若い人たちにばらまいています。

実際は、この財務省審議会の提案には、公明党も自民党も即座に反対。文部科学省も反対。その結果、昨年11月末の財政審の建議(意見書)から学費値上げの数字は消え、安倍政権は例年通り、交付金を削らないことを決めました。もちろん、学費値上げ話など影も形もありません。むしろ、安倍政権は、来年度予算案で、学費免除者の枠を拡充したのです。

このチラシについて公明党の石田祝稔政務調査会長は、3日の衆院予算委員会で「青年を惑わすものだ。全く事実と違う」と追及。安倍首相は、チラシを見て「全くのデマ」「直ちに公党としては責任を持って訂正してほしい」と怒り心頭。追及を受けた共産党は、チラシの「安倍政権が」の部分を「安倍政権のもとで狙われる」などと慌てて変えたものの、“40万円値上げ”とのデマは残す姑息な微修正で逃げ切ろうとしているのです。

事実をねじ曲げて国民の不安を煽り、党勢拡大を狙うのは共産党の常とう手段とはいえ、あまりにも卑劣です。

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