にぎわい創出へ効果
公明新聞:2016年2月21日(日)付
石井啓一国土交通相(公明党)は20日、人口減少や高齢化社会に対応したコンパクトなまちづくりで先進的な取り組みを進める富山市を訪れ、次世代型路面電車(LRT)の「セントラム」などを視察した。公明党の吉田勉県議、富山市議らが同行した。
同市は、公共交通の利便性を向上させ、その沿線に居住や商業などの都市機能を集めることで、公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりを行っている。
同行した森雅志富山市長は、LRTの導入で、特に高齢者の外出機会の創出につながったことや、同市の人口減少率が緩やかになった成果を紹介。一方で、自動車に依存したライフスタイルが変化することで、CO2の削減にもつながり、環境にやさしい取り組みだと述べた。
説明を受けた後、石井国交相らは、セントラムに乗車し市内を見て回った。
視察後、石井国交相は、「コンパクトなまちづくりは、にぎわいの創出につながる。他都市にも広げていきたい」と語った。
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