神戸市で1・17のつどい

公明新聞:2016年1月18日(月)付

鎮魂の祈り未来へ誓う

6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災の発生から丸21年を迎えた17日、神戸市中央区の東遊園地で追悼行事「1.17のつどい」が行われた。

今年は主催の実行委員会が、竹灯籠でつくる文字を初めて公募。1本ずつ灯籠に火がともされると「未来1.17」の文字が浮かび上がり、地震発生時刻の午前5時46分を知らせる時報とともに、遺族や被災者らは静かに目を閉じ、犠牲者の冥福を祈っていた。

生後5カ月で被災し今回、友人に誘われ初めて追悼のつどいに参加したという河野真弘さん(21)は、「小学校の教員志望。子どもたちに震災のことを伝えていきたい」と誓っていた。

なお、このつどいには、兵庫県宝塚市で被災した伊藤たかえ党女性局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)も参加した。

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