皮革の海外展開を応援

公明新聞:2015年11月21日(土)付

なめし工場を視察する赤羽、伊藤、濱村の各氏ら=20日 兵庫・たつの市なめし工場を視察する赤羽(右から2人目)、伊藤(中央)、濱村(左端)の各氏ら=20日 兵庫・たつの市

赤羽、濱村氏と伊藤さんら
TPP対策 兵庫の製革企業視察

公明党兵庫県本部の赤羽一嘉代表、濱村進副代表(ともに衆院議員)は20日、同県たつの市揖保町の製革企業・株式会社モリヨシ(森脇繁行社長)を訪れ、環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意を受けた国内対策を探った。これには参院選兵庫選挙区に挑む、弁護士の伊藤たかえ党女性局次長のほか、島山清史県議、畑山剛一、名村嘉洋の両市議らが同行した。

一行は同社の皮のなめし工場を視察した後、森脇社長をはじめ皮革業者団体・日本タンナーズ協会の竹内克明専務理事、経済産業省紙業服飾品課の渡邉政嘉課長らと懇談。森脇社長はTPP大筋合意で「海外からの輸入攻勢が予想される」と懸念を示した一方、「国産皮革への評価が高まる中、逆にTPPをてこに海外展開に挑戦したい」と話し、販路の開拓や若手の人材確保などで支援を要請した。

さらに、伊藤さんが「たつの産皮革のブランド化を応援したい」と強調すると、タンナーズ協会のブランド化の責任者でもある森脇社長は高付加価値化への戦略を語り、「努力が実るように力を貸してほしい」と訴えた。

また、竹内専務理事が同業種の事業者が30年で半減したことを報告し、渡邉課長は「材料の安定供給を求めるメーカーにとっても痛手」と話した。

赤羽、濱村両氏は「貿易自由化の流れに備え強力な対策をめざす。海外展開の支援など、兵庫の基幹産業として皮革産業を全力で支え育成したい」と述べた。

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