2016参院選に挑む党予定候補 熊野せいし(新)

公明新聞:2015年11月14日(土)付

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医師。未来を診る。希望ひらく

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医師として近畿大学や大阪大学の医学部付属病院などで25年間勤務。年に1万件に及ぶ画像診断を専門に行い、がんや脳梗塞などの早期発見・治療に尽力した。この間、臨床研究にも携わり、医学博士号を取得。大学では学生に放射線医学を教えたことも。

出身は兵庫県姫路市。小学4年生を境に生活が一変。母親が病気を患い、36歳の若さで亡くなったからだ。深い悲しみが「医師になり人の命を守りたい」との誓いに。その後、経済苦から中学進学前に、父親とも離別。広島県に住む祖父母のもとで妹と共に暮らすことに。中学2年生の時から約5年間、毎朝、新聞配達のアルバイトを続け、生活を支えた。文字通り“人の痛みが分かる苦労人”だ。

中学・高校時代には生徒会長を務める傍ら、陸上部にも所属。高校3年時には、短距離走の選手として県大会で優勝経験を持つスポーツマンでもある。現役で愛媛大学医学部に進学後、「最高の治療は最高の診断から始まる」と考え、コンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)などの画像診断の専門家を志した。

ここ数年、日本の医療技術は急速に進歩を遂げている。だが、がんの検診受診率は依然40%程度と低い。「予防医学の観点でさまざまな施策を進めるとともに、受診率を向上させ、さらに認知症などの早期発見・治療にもつなげたい」との思いが募る。国民の健康と命を守り、希望あふれる日本の構築へ―。全力投球の闘いを誓う。

くまの・せいし

【略歴】党国際局次長、同地域医療関西会議議長。医学博士。放射線科専門医。愛媛大学大学院博士課程修了。大阪大学医学部付属病院などを経て、近畿大学医学部付属病院に勤務。兵庫県出身。50歳(年齢は掲載日現在)。

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