治療の保険適用に総力

公明新聞:2015年6月26日(金)付

患者団体と治療法の保険適用などで懇談した党PT=25日 衆院第1議員会館患者団体(奥側)と治療法の保険適用などで懇談した党PT=25日 衆院第1議員会館

党プロジェクトチームが患者団体と懇談
脳脊髄液減少症

公明党の脳脊髄液減少症対策プロジェクトチーム(PT、座長=古屋範子副代表)は25日、衆院第1議員会館で同症患者・家族支援協会の中井宏代表理事らと会い、同症の治療として「先進医療」に認められているブラッドパッチ(硬膜外自家血注入)療法の保険適用などで意見交換した。

同症は、体に受けた強い衝撃で脳脊髄液が漏れ出し、頭痛や倦怠感などが現れる疾患。席上、中井氏は9年間の治療研究を紹介し、「ブラッドパッチ療法は症例報告の82%で有効とされた」と強調。来年4月からの保険適用を訴えたほか、18歳未満の子どもの治療研究の推進なども求めた。

古屋副代表は「保険適用まであと一歩。総力を挙げて取り組む」と述べた。

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