子どもの自立を支援

公明新聞:2015年5月11日(月)付

「ファミリーホームとくら」の状況について幕田代表から聞く小野市議「ファミリーホームとくら」の状況について幕田代表(左)から聞く小野市議

ファミリーホーム視察
公明市議、県議の連携で開所
福島市

虐待や育児放棄などにより、社会的養護が必要な子どもを預かって育てる小規模住居型児童養育事業。福島県内では現在、福島市の「ファミリーホームとくら」が他の自治体に先駆けて運営されている。施設の開所を推進した公明党の小野京子市議(市議選予定候補)はこのほど、同所を訪れ、幕田好三代表と懇談した。

同事業は、里親が子どもたちを住居に迎え入れて共同生活し、家庭的な暮らしの中で人間性や社会性を養っていくもの。幕田代表は「家庭に恵まれなかった子どもたちに、家族のように愛情を注いでいる。社会人として恥ずかしくないように育てたい」と力説。取り組みを継続し、普及させていくためにも「十分な予算の確保を」と要望した。

甚野源次郎県議と連携して県当局に働き掛けるなど、「とくら」の開所を全面的にサポートした小野市議は、「子どもの自立を支えられるよう、支援策を探りたい」と約した。

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