「保育士になりたい…」 夢の扉再び開く

公明新聞:2015年2月24日(火)付

村岡さんと悠那さんに問題解決を報告する秋野氏=22日 長崎・佐世保市村岡さん(右)と悠那さん(中)に問題解決を報告する秋野氏=22日 長崎・佐世保市

はしかの抗体ない学生に希望
秋野氏質問に厚労相答弁
予防接種で実習可能に

「公明党が、保育士への夢の扉を再び開いてくれました」―。短期大学1年の片山悠那さん(18)=福岡県久留米市在住=は、麻疹(はしか)への免疫力がなくても教育実習を受けられるようになったとの報告を聞き、喜んだ。今月6日の参院決算委員会で、公明党の秋野公造氏がこの問題を取り上げたことにより、国があらためて見解を示したのだ。

悠那さんは今年1月、教育実習を受けるために必要とされる麻疹の抗体検査を受けたが、「抗体がない」と診断された。その後の予防接種でも抗体ができていないことを伝えられた。「教育実習が受けられないと単位も取れないし、進級もできない。中学生のころからあこがれていた保育士になることをあきらめかけていました」。悠那さんは心境を語る。

悠那さんの母親、聡美さん(38)から相談を受けたのは、悠那さんの祖母で党員の村岡和美さん(59)=長崎県佐世保市在住=。村岡さんは「公明党の議員なら何とかしてくれるかもしれない……」と、同月、街頭演説で佐世保市内を訪れていた秋野氏に、相談内容を書いた手紙を託した。

早速、秋野氏は参院決算委でこの問題を取り上げ、「保育士をめざす学生の未来が絶たれてしまう。予防接種を受けても抗体ができない人は存在するが、必ずしも抗体が確認できなければならないのか」と質問。塩崎恭久厚生労働相から、「予防接種を適切に受けていれば、教育実習に参加することは差し支えない」との答弁を引き出した。

村岡さんはその日、悠那さんの将来を案じながらテレビで国会中継を見ていた。「感動で目頭が熱くなりました。一人で万歳と拍手を繰り返しました。これまでも、悠那のように実習を受けられず、保育士の夢をあきらめた学生さんも多くいたでしょう。公明党が、保育士をめざす学生の未来を守ってくれたのです」と感謝する。

秋野氏は22日、佐世保市内で3人に面会し、「今回の問題は、幼稚園教諭や介護の資格でも同様のことが言える。予防接種を受ければ実習できることを各教育機関、養成施設に周知徹底をしていきたい」と述べた。

悠那さんは、3月から教育実習を受ける予定だ。「どんな人にも慕われるような保育士になります」と笑顔で決意を語っていた。

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