景気回復の実感地域に届ける

公明新聞:2015年1月4日(日)付

「経済を再生し国民の期待に応えていく」と訴える山口代表と高木(陽)、太田、高木(美)、竹谷の各氏ら=2日 東京・新宿駅西口「経済を再生し国民の期待に応えていく」と訴える山口代表(中央)と(前列右から)高木(陽)、太田、高木(美)、竹谷の各氏ら=2日 東京・新宿駅西口

公明、全国各地で新春街頭演説会 
統一地方選、断じて勝つ
山口代表、井上幹事長らが強調

軽減税率導入へ具体化急ぐ

【東京】山口代表は2日、東京・新宿駅西口で街頭演説し、「今年はひつじ年だ。羊は古来から幸せと平和の象徴だ。羊毛は人々を温める役割を果たしている。羊にあやかって、懐を温め、体と心を温めるという政治姿勢を今年も貫きたい」と強調。公明党のネットワークの力について「政治の基礎として重要な役割を果たす。その力を強めるため、統一地方選に全力を傾注する」と力説した。
経済再生に向けては、各地域で実感できる景気回復を成し遂げるため、経済対策を盛り込んだ2014年度補正予算案や15年度予算案の編成を急ぎ、「通常国会で早期成立、実行へと結び付けていきたい」と訴えた。また、消費税の軽減税率について「10%引き上げ時」の導入をめざし、「今月下旬から与党協議を開始し、秋口には制度設計の概要を国民に示したい。実施に向けての法制度の実現を進めたい」と語った。
中韓両国との関係改善に関しては、「東アジアのみならず、国際社会への貢献も共になしゆくことが、ふさわしい関係のあり方だ」と述べた。
太田昭宏国土交通相(公明党)は、「観光や防災・減災の取り組みは地方再生にもつながる。全力を挙げる」と力説。高木陽介、高木美智代両衆院議員、竹谷とし子参院議員があいさつした。

【北海道】党北海道本部(稲津久代表=衆院議員)は3日、札幌市のJR札幌駅前で演説会を開催。稲津代表、佐藤英道衆院議員、横山信一参院議員の両代表代行のほか、統一選予定候補の道議、札幌市議らが参加した。
稲津氏は、「経済の好循環を今こそ実現し、デフレを脱却しなければならない」と力説。「来年度予算案の成立を速やかに図っていく」と訴えた。

【宮城】井上幹事長と真山祐一衆院議員は2日、仙台市内で開かれた党宮城県本部の街頭演説会で復興加速への決意を力強く訴えた。
井上幹事長は「今年は東日本大震災から4年目を迎える。今なお多くの人がプレハブの仮設住宅で4度目の冬を越さなければならない。被災者が一日も早く“当たり前”の生活に戻れるよう復興の加速化をあらためて誓う」と力説。地方と国のネットワークの力で東北の再生と地方創生に取り組むと強調した。
真山氏は「少子高齢化、人口減少の波を押し返すため全力で働く」と述べた。

【山形】若松謙維参院議員は1日、山形市内で行われた党山形県本部の街頭演説会に出席した。同県代表のきくち文昭県議(県議選予定候補)、おりはら政信、武田しんせいの両山形市議、松田たかお党山形支部副支部長(いずれも市議選予定候補)が支援を訴えた。
若松氏は政府の経済対策に盛り込まれた福祉灯油やプレミアム商品券発行などを紹介。「党のネットワークの力で地方を元気にする」と強調した。

【埼玉】党埼玉県本部(西田実仁代表=参院議員)は2日、県内各地で街頭演説を開催。西田代表を先頭に、統一選完勝を訴えた。
西田氏は自公政権が進める経済対策について、「地域、家計、中小・零細企業が実感できる景気回復へまっしぐらに進んでいく施策だ」と力説。国会、地方議員が連携し、「実感できる景気回復、安心の社会保障をつくっていく」と述べた。

【静岡】大口善徳国会対策委員長(衆院議員)は1日、浜松市西区で松下正行市議(市議選予定候補)と共に街頭演説。
大口氏は、戦後70年の節目となる今年の決意として「憲法の平和主義を堅持し、軍事大国とならぬよう、公明党が歯止めの役割を果たしていく」と力説。経済対策を推進し、「経済の好循環を中小企業、家計に広げていく」と述べた。

【岐阜】党岐阜県本部(岩花正樹代表=県議)は2日、岐阜市で街頭演説。荒木清寛参院議員が県議、市議らと共に参加した。
荒木氏は、公明党の強みは国と地方によるネットワークの力だとして、「各自治体に公明党の議員がいるからこそ、地域の声を受け止めて政策に反映できる」と強調。その上で「統一選を断じて勝利したい」と述べ、支援を呼び掛けた。

【三重】党三重県本部(中川康洋代表=衆院議員)は3日、津市と四日市市で街頭演説会を開催。中川代表、県議、市議が参加した。
先の衆院選で初当選を果たした中川氏は、「経済の好循環を地方の隅々に広げることを最優先課題として取り組む」と決意を表明。経済対策に地域活性化策が数多く盛り込まれたことを報告し「中小企業や庶民の側に立った政治を進めていく」と訴えた。

【京都】党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)は3日、京都市内で街頭演説を開催。青野ひとし京都市議、西山のぶまさ市地域政策委員長(いずれも市議選予定候補)、林まさき府議(府議選予定候補)らが参加した。
竹内氏は、経済対策や税制改正などを通じた経済再生が重要だと指摘。「庶民の生活を守るため全力で闘う」と訴えた。

【大阪】党大阪府本部(佐藤茂樹代表=衆院議員)は2日、府内4カ所で街頭演説会を開催。大阪市北区で北側一雄副代表は「経済再生、軽減税率の本格的な制度設計、国民を守る安全保障法制の整備など、衆院選での国民との約束実現に全力で取り組む」と述べ、統一地方選での絶大な支援を訴えた。佐藤府代表、山本香苗、石川博崇、杉久武の各参院議員、樋口尚也衆院議員があいさつした。
一方、寝屋川市で、ひご洋一朗(府議選予定候補)、大東市で、うつみ久子(同)、岸和田市で、かきみ大志朗(同)の各府議らが必勝の決意を表明した。

【兵庫】党兵庫県本部(赤羽一嘉代表=衆院議員)は3日、県内3カ所で街頭演説会を開いた。
神戸市内で赤羽代表は、「国、県、市の議員が連携し、地方創生に取り組む」と強調。松田いっせい、こしだ浩矢、しま山清史の各県議(県議選予定候補)があいさつした。
伊丹市内では中野洋昌、姫路市内では濱村進の両衆院議員が、統一選への支援を訴えた。

【岡山】党岡山県本部(景山貢明代表=県議)は3日、岡山市で街頭演説会を開き、谷合正明参院議員と県議、市議らが年頭の決意を訴えた。
谷合氏は、政府が先月閣議決定した地方創生のための「総合戦略」に言及。「地方から首都圏への人口流入に歯止めをかけるため、若者の雇用促進、結婚、子育て、住環境などの支援を国と地方が一体となって推進していく」と強調した。

【広島】斉藤鉄夫幹事長代行(衆院議員)は2日、広島県呉市内で「軽減税率の導入へ全力を挙げて取り組む」と強調。「被爆70年の今年、世界から核兵器をなくす転換点にしたい。公明党はその先頭に立って行動していく」と訴えた。
また、下西ゆきお市議(県議選予定候補)と、上村とみお、藤原ひろし両市議、さかい昌行、ひがき美良の各市議選予定候補が、統一選勝利へ必勝の決意を述べた。

【徳島】党徳島県本部(長尾哲見代表=県議、県議選予定候補)は2日、徳島市内で街頭演説を行い、石田祝稔四国方面本部長(衆院議員)、県議、徳島市議、石井町議らが参加した。
石田氏は、景気の好循環を地方にまで波及させる経済政策や、賃金アップ、地方創生の重要性を強調し、「国と地方のネットワークの力を生かして全力で取り組む」と訴えた。

【熊本】党熊本県本部の江田康幸代表(衆院議員)は1日、熊本市で県議、熊本市議らと共に街頭演説を行った。
江田氏は、「連立政権の中で公明党の役割をしっかりと果たしていく」と力説。統一選について「地方創生を担うに足るのは、誰よりも現場を知る公明党だ」と強調。
さらに、「国と地方のネットワークで、どんな小さな声も政策として実現する」と訴えた。

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