双葉復興へ心一つに

公明新聞:2014年9月29日(月)付

ふたばワールドの会場で“川内レタス”の話を聞く浜田、高木の両副大臣=28日 福島・川内村ふたばワールドの会場で“川内レタス”の話を聞く(左から)浜田、高木の両副大臣=28日 福島・川内村

福島・川内村でイベント
浜田、高木両副大臣が出席

故郷復興への思いを一つに―。福島県川内村で28日、復興イベント「ふたばワールド2014」が開催され、浜田昌良復興副大臣と高木陽介経済産業副大臣(ともに公明党)が出席した。

この催しは、東京電力福島第1原発周辺の双葉郡8町村が運営。避難している住民同士の交流の機会をつくろうと企画され、震災後、2回目となる。同村では、福島第1原発事故による政府の避難指示区域のうち、第1原発から20キロ圏内の東部地域について10月1日から避難指示が解除される。

オープニングセレモニーで浜田副大臣は、「福島や双葉の復興・再生は、単に復興公営住宅をつくり、橋や道路を戻すことだけではない。もっと重要なのは人と人とのつながり、地域社会を取り戻し、コミュニティーを再興することだ」とあいさつ。その後、浜田、高木両氏は、会場内の復興商店街で川内村産のレタスなど、地元の食材や名物が並ぶブースを見て回り、住民らと触れ合った。

双葉郡富岡町から郡山市内での避難生活が続く女性(65)は、「久しぶりに地元の人に会えてうれしい。双葉郡の皆で頑張っていこうと思えた」と笑みを浮かべた。

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