命大切にする心育む

公明新聞:2014年9月1日(月)付

「いのちの教育プログラム」について説明を受ける浮島政務官ら=31日 奈良・宇陀市「いのちの教育プログラム」について説明を受ける浮島政務官(手前)ら=31日 奈良・宇陀市

奈良のアニマルパーク視察
浮島政務官ら

浮島智子環境大臣政務官(公明党)は31日、奈良県宇陀市にある、うだ・アニマルパーク(伏見誠室長)を訪れ、奥田喜則副知事ら関係者から同県が実施している「いのちの教育プログラム」の取り組みについて説明を受け、意見交換した。県議、市議も参加した。

同プログラムはあらゆる命を大切にする心を育むことを目的としたもので、小学校2年生らを対象に実施している。今年度は県内の45校約2700人が受講する予定で、張り子の動物などを使った学習を行う。

同パークの大森亜起子主任主事は「子どもたちに人間と動物との適切な関わり方を考えてもらっている」と語り、伏見室長は「プログラムの効果もあって、2008年度と比較して昨年度は犬猫の殺処分が714頭減った」と強調した。

浮島さんは「命の大切さについて学ぶ教育は重要。全国にも発信していきたい」と述べていた。

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