国会閉会後も議論継続

公明新聞:2014年6月20日(金)付

安保法制の与党協議で
自公党首が確認

安倍晋三首相と公明党の山口那津男代表は19日昼、首相官邸で懇談し、22日が会期末の今国会について延長しない方針を確認した上で、安全保障法制整備に関する与党協議会について、国会閉会後も協議を続けることで一致した。

また、経済財政運営の基本指針「骨太の方針」や、成長戦略(日本再興戦略)、規制改革に関しても、合意に向け議論を詰めていくことを申し合わせた。

一方、安倍首相は、日本政府などの主催で今年9月に、女性が輝く社会に向けた国際シンポジウムが開かれることに言及し、「女性の輝く社会というのは成長戦略の中に入れ、国の政策として取り組んでいくので、これを国際社会にも示したい」と意欲を表明。山口代表も「与党として支えていきたい」と応じた。

終了後、山口代表は記者団に、安全保障に関する閣議決定について、首相が与党協議の結果に基づき改正すべき立法措置の方向性を閣議決定すると述べていることに触れ、「与党の協議の結果が出ることを見守るということだろう」との認識を示した。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読