コメの出荷再開を応援

公明新聞:2014年6月2日(月)付

出荷を目的としたコメの実証栽培に取り組む農家と懇談する若松氏ら=1日 福島・富岡町出荷を目的としたコメの実証栽培に取り組む農家と懇談する若松氏(前列左から3人目)ら=1日 福島・富岡町

福島・富岡町で若松氏ら 原発被災地の復興策探る

公明党の福島県東日本大震災復興加速化本部の若松謙維議長(参院議員)と高木美智代副議長(衆院議員)は1日、東京電力福島第1原発事故で全町民が避難している福島県富岡町に入り、復興への支援策を探った。

第1原発から20キロ圏内に位置する同町は、放射線量に応じて帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域を抱え、複雑な状況に置かれている。

一行はまず、下郡山地区で原発事故後初の出荷販売を目的とするコメの実証栽培の現場を視察。青々とした水田を前に、地元農家の男性が「農業の復興なくして富岡の復興はない。営農再開で町民を元気づけたい」と力を込めると、若松氏らは「住民の希望になるようしっかり支援したい」と語った。

住宅が密集している夜ノ森地区では、道路一本隔てて帰還困難区域と居住制限区域にバリケードで“分断”されている状況を調査。案内した齊藤紀明副町長は「区域の違いで賠償の格差が生まれ、住民間に不公平感が広がっている」と窮状を訴えた。

これに先立ち若松氏らは、大半の町民が避難生活を送っている同県いわき市内で懇談会を開催。「避難先で長年の友人が孤独死してしまった。孤独死をなくす対策を」など参加者の悲痛な声に耳を傾けた。

視察には、岡本三成衆院議員、矢倉克夫、新妻秀規の両参院議員をはじめ、安部泰男県議、塩田美枝子、小野茂、柴野美佳、塩沢昭広の各いわき市議が同行した。

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