洪水被害など連携強化
公明新聞:2014年5月22日(木)付
公明党の山口那津男代表は21日、東京都新宿区の公明会館で、ボスニア・ヘルツェゴビナのアネサ・クンドウロビッチ駐日大使の表敬を受け、会談した。竹谷とし子参院議員が同席した。
冒頭、山口代表は、ボスニア・ヘルツェゴビナで現在、過去120年で最悪の豪雨による大洪水が発生していることへ「お見舞いを申し上げる」と述べ、「日本政府にできる限りの支援を要請する」と語った。
これに対し、クンドウロビッチ大使は、「日本は早々に救援物資を送ってくれた」と謝意を述べ、「現在、水害で80万人以上が避難する状況で、インフラも壊滅的被害を受けている」と説明。さらに、「1990年代の内戦で埋められた地雷が水害で流され危険が増している」と語った。山口代表は、地雷除去の難しさに理解を示し、国際的な連携の必要性を訴えた。
ほかに、クンドウロビッチ大使は「代表的な観光地は水害を免れた。今後も観光での両国間交流を深めていきたい」と語った。
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