防火対策に万全期せ

公明新聞:2014年5月16日(金)付

都議会公明党 金属工場火災で要請

13日に東京都町田市で発生した金属加工工場の火災を受け、都議会公明党(中島義雄幹事長)は15日、都議会内で東京消防庁の大江秀敏消防総監あての火災予防の対策強化に向けた緊急要望を行った【写真】。

席上、小磯善彦都議らは同火災について、水に反応すると爆発する恐れのあるマグネシウムが燃えたことから、同庁が工場に直接放水できず消火活動に丸一日かかったことに言及。

その上で、都内には同様の火災発生のある工場が数多くあることから、対策として(1)直接放水による消火活動が難しい火災の効果的な消火方法の確立(2)十分な金属火災用消火器の装備(3)同種の危険物を扱う工場などの把握と、防火対策の徹底―などを求めた。

同庁の徳留壽一企画調整部長は、「(同種の)危険物を扱う事業所を指導し、再発防止に努める」と答えた。

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