国道の早期復旧を

公明新聞:2014年5月1日(木)付

亀裂や隆起が発生し、全面通行止めとなっている国道287号を視察する若松氏ら=30日 山形・白鷹町亀裂や隆起が発生し、全面通行止めとなっている国道287号を視察する若松氏(左)ら=30日 山形・白鷹町

地滑り現場調査
山形・白鷹町で若松氏ら

公明党の若松謙維参院議員は30日、山形県白鷹町を訪れ、同町大瀬地内で発生した地滑りの現地調査を行うとともに、佐藤誠七町長から早期回復について要望を受けた。菊池文昭県議と赤間泰広・長井市議が同行した。

同地域を通る国道287号は、同町をはじめとする置賜地方と庄内・西村山地方、山形空港を結ぶ基幹路線。3月31日に延長100メートルに渡って路面の亀裂と隆起が確認され、全面的に通行止めとなっている。

このため、県道長井大江線などを迂回路としているが、大型車両の通行ができず、物流に大きな影響が出ている。

同県置賜総合支庁建設部の寒河江卓広次長は、「幅100メートル、長さ150メートルの範囲で地滑りが起きたと考えられている」と現状を説明した。

佐藤町長は、国道の通行止めで、町民生活と経済活動に多大な支障が生じていることを強調し、「一日も早い復旧へ力添えをお願いしたい」と求めた。

若松氏は「県とも連携し、関係機関に早期対応を働き掛けていく」と答えた。

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