復興へ椿まつり開幕

公明新聞:2014年1月27日(月)付

大島観光協会の白井会長らと椿まつり開催を祝う竹谷さんら=26日 東京・大島町大島観光協会の白井会長(中央)らと椿まつり開催を祝う竹谷さん(右隣)ら=26日 東京・大島町

東京・ 伊豆大島 「春の足音感じてほしい」
竹谷さんらが参加

春の足音と復興への息吹を感じて―。土石流災害によって甚大な被害を受けた伊豆大島(東京・大島町)で26日、島最大の観光イベント「第59回椿まつり」(大島観光協会主催)が開幕した。

公明党の竹谷とし子参院議員や都議会公明党の遠藤守議員をはじめ、高橋千香、佐藤勝人の両大島町議らが参加し、開催を祝った。

一時は開催の賛否が問われたが、被害の大きかった元町地区でのパレードや夜市を中止するなどした上で、「観光復興スタート」と銘打ち、開催を決定。3月23日まで開く。

メーン会場の「椿プラザ」で行われた開会式では、同協会の白井岩仁会長が、「復興に向かう中、観光が先駆けとなって大島の再生を果たしたい」とあいさつ。ミス大島の早川夏美さんが、「300万本以上のツバキが開花するごとに住民が元気を取り戻しています。春の足音と復興への息吹を感じてほしい」と呼び掛けた。

この会場では、公明党の高橋町議が誰でもできる復興支援として発案した「復興花うえ運動」のイベントも開催。竹谷さんらはプランターにパンジーやスイセンの花を植え、メッセージを書き込んでいた。

このほか、地元の食材を使ったC級グルメチャリティーの出店などもあり、多くの来場者でにぎわった。大阪府枚方市から訪れていた井本みち子さんは、「大島の再生へ少しでも力になれば」と語っていた。

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