50年続く“夏みかん並木” 太田国交相に果実届く

公明新聞:2014年1月25日(土)付

谷山さんから夏みかんを受け取る太田国交相ら=23日 国交省 谷山さん(中央右)から夏みかんを受け取る太田国交相(同左)ら=23日 国交省

愛知・豊橋市の中学生から

公明党の太田昭宏国土交通相(公明党)は23日、国交省で愛知県豊橋市立青陵中学校1年の谷山千華さんから、黄色に実った取れたての夏みかんを受け取った。新妻秀規参院議員、宮澤佐知子同市議らが同席した。

この夏みかんは、同市の「夏みかん並木」で実ったもの。同中学校で当時、生徒会長だった太田国交相は、長野県飯田市が1947年に起きた大火からの復興に向け「りんご並木」をつくったことを踏まえ、社会貢献の一環として「僕らは夏みかんを植えよう」と提案。市役所などと粘り強く交渉を続けた結果、全国でも珍しい夏みかんの並木道が誕生した。それから半世紀。今でも同中学校では夏みかんの摘果作業が恒例行事だ。

谷山さんは、動物の命の尊さを訴える「七十八円の命」と題した作文が「市小中学生話し方大会」で最優秀賞を受賞。この作文を読んで感銘を受けた太田国交相は「豊かな感受性をいつまでも持ち続けてください」などと記した直筆の手紙を送り、交流を深めてきた。

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