EBP療法 保険適用を要望

公明新聞:2013年12月19日(木)付

川野事務局長(手前右から2人目)らから要望を受ける佐藤副大臣(右端)=18日 厚労省川野事務局長(手前右から2人目)らから要望を受ける佐藤副大臣(右端)=18日 厚労省

脳脊髄液減少症 患者会が佐藤副大臣に

佐藤茂樹厚生労働副大臣(公明党)は18日、厚労省で脳脊髄液減少症患者支援の会の川野小夜子事務局長らと会い、同症の治療法であるブラッドパッチ療法(EBP=硬膜外自家血注入療法)の保険適用などを求める要望を受けた。公明党同症対策ワーキングチームの古屋範子事務局長(衆院議員)らが同席した。

川野事務局長はブラッドパッチ療法が昨年6月、入院費が保険適用となる「先進医療」に承認されたことに言及。患者会の調査で、同療法が234件のうち200件で効果がみられたと強調し、来年4月からの保険適用と、同症の研究に際して18歳未満の症例を加えることなどを求めた。

佐藤副大臣は「重く受け止めて対応する」と述べた。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読