事故再発防止が必要

公明新聞:2013年12月18日(水)付

篠田社長から事故の様子を聞く古屋さん(中)ら=17日 神奈川・三浦市篠田社長(右)から事故の様子を聞く古屋さん(中)ら=17日 神奈川・三浦市

古屋さん 米軍ヘリ不時着現場を視察
神奈川・三浦市

神奈川県三浦市三崎の埋め立て地に在日米海軍のヘリコプターが不時着・横転し、米兵2人が重傷を負った事故を受け、公明党の古屋範子衆院議員は17日、藤田昇市議とともに現地を視察した。

米軍ヘリは、16日午後3時半ごろに不時着。事故現場は、マグロの水揚げで有名な三崎漁港近くの漁業関係会社がある一画で、イベント時には駐車場として使われる。住宅街からは300メートルほど離れており、建物の被害は確認されていない。

古屋さんらは、事故現場から約50メートルに位置する株式会社「や印」(篠田和也社長)の事業所が入る建物の屋上から米軍ヘリを視察。不時着の瞬間を目撃した篠田社長は「『ドーン』と雷が落ちたような音がした」と事故の様子を振り返った。

藤田市議は、米軍などに「事故原因を徹底究明し、二度とこのような事故が起きないよう求める」と強く抗議した市議会の声明を紹介。篠田社長は「今後も不安は残る。年末の特売イベントへの影響も出ないようにしてほしい」と話していた。

古屋さんは「事故の再発防止が必要。市民の安全・安心確保に市議と連携して取り組んでいく」と述べた。

なお、この日は県警と米軍による合同の現場検証が実施された。

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