公明が“政治の質”変える

公明新聞:2013年12月2日(月)付

党員の代表が集い結党50周年へ勢いよくスタートを切った党大阪府本部の研修会=1日 大阪市党員の代表が集い結党50周年へ勢いよくスタートを切った党大阪府本部の研修会=1日 大阪市

全国けん引の闘いを
山口代表 議員と党員の連携強固に
党大阪府本部で研修会

公明党の山口那津男代表は1日、党大阪府本部(佐藤茂樹代表=衆院議員)が大阪市内で開いた党員代表らの「研修会」に北側一雄副代表らと共に出席し、「民衆の幸福、日本の安泰、世界の平和のため議員力を磨き、党員と連携を密にし来年の結党50周年を迎えよう」と訴えた。

研修会で講演する山口代表山口代表は公明党のネットワークの力について「本を読んで政策をつくるわけではない。党員からの“生の声”が政策立案には重要だ」と強調。「公明党は福祉や教育、平和、環境、中小企業支援などの分野で政治の質を変えてきた。これは党員と議員とのネットワークがあったからだ」と述べる一方、2015年の統一地方選に関し、「ネットワークの要である地方議員の半数以上が改選する」と述べ、勝利への取り組みを訴えた。また公明新聞の購読推進では、「大阪が日本一の拡大で全国をリードした」と謝意を表明した。

景気回復に関しては「企業の収益増を賃金アップや雇用拡大に回し、消費が増える民間主導の経済をつくりたい」とし、公明党が提案した政労使の協議で「ボーナスを増やそう、ベースアップも考えようという雰囲気が生まれつつある。これを加速させていく」と語った。

さらに、特定秘密保護法案について、「政府との協議で国民の『知る権利』の保障へ修正を迫り、野党との合意形成もリードしてきた」とし、「国民の生命・安全を守るため今国会での成立をめざす」と述べた。

北側副代表は、立党の原点と党発展の歴史について語り、佐藤氏は、「結党50周年に向け大阪から全国をけん引する闘いの火ぶたを切ろう」と訴えた。

席上、東大阪総支部布施支部の西山俊郎副支部長が活動報告したほか、議員空白区の大阪市中央区(党中央支部)で長年、支部長を務めた高橋正幸さんに表彰状が贈られた。

これに先立ち開かれた同府本部の代表者会議では、山口代表が党内の若手国会議員の活躍を紹介しながら「“衆望”を見据え、次の闘いへ力を蓄えていきたい」と力説。北側副代表は、消費税の軽減税率導入に対して納税事務の負担増を懸念する声があることに触れ、「関係団体に公明党が提案している納税事務の方法を説明していく」と述べ、導入への決意を強調した。

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