婦人相談所の活用も

公明新聞:2013年10月24日(木)付

ストーカー被害防止で見解
BS番組で山本香苗さん

公明党の山本香苗参院議員は22日夜、BSフジの番組に出演し、今月8日に東京・三鷹市で18歳の女子高生がストーカーに刺されて死亡した事件を受けて、今後の対策について見解を述べた。

山本さんは、事件について「非常に残念で仕方がない。今回の事件をしっかり検証し、次に生かしていかねばならない」と強調。

被害者の女子高生が事件当日、両親と三鷹警察署を訪れて相談していたにもかかわらず事件が起きたことには「今月3日に全面施行された改正ストーカー規制法では、婦人相談所などの警察以外の施設でもストーカー被害者を支援する規定が盛り込まれた。この機能を生かした対策が急務だ」と述べた。

その上で、山本さんは、ストーカー犯罪を未然に防ぐために「都道府県には必ず婦人相談所が設置されており、そこへ相談すれば2週間の一時保護を受けられる。被害者は危険と思ったらまず自分の身の安全を確保してほしい」と語った。

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