福祉と教育の連携強く

公明新聞:2013年9月4日(水)付

児童自立支援施設内の学校を視察する浮島、杉、中野氏ら=3日 大阪・柏原市児童自立支援施設内の学校を視察する(正面右から)浮島、杉、中野氏ら=3日 大阪・柏原市

非行児童の教育現場など視察
浮島、中野、杉氏ら
大阪府

公明党の浮島智子、中野洋昌の両衆院議員と杉久武参院議員は3日、大阪府柏原市の児童自立支援施設・府立修徳学院と、同学院内に今年度から開校した市立桜坂小・中学校を視察した。八重樫善幸、内海久子、後藤太平の各府議、堅木照久市議が同行した。

同施設には、非行などで生活指導が必要な15歳までの子どもが入所。約30年間、住み込みで勤務する吉川正基院長ら職員が指導に当たっている。

今回、施設内に開校した小・中学校では通常と同様の義務教育を実施。大橋敏昭校長が「子どもと向き合うことは大変だが、指導次第で学力は伸びる」と述べ、吉川院長と共に「施設職員、学校職員が一体となって生活や学習指導に当たっていることが功を奏している」と強調した。

視察を終えた浮島さんらは「福祉と教育の連携強化に力を尽くしたい」と話していた。

この後、一行は大阪市の府立西成高校を訪れ、校内に生徒の居場所づくりを進める一般社団法人「office ドーナツトーク」の田中俊英代表らと意見を交わした。

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