経済で対案ない野党

公明新聞:2013年7月11日(木)付

矢倉かつお候補(埼玉選挙区)、かわの義博候補(比例区)矢倉かつお候補(埼玉選挙区)(左)、かわの義博候補(比例区)

矢倉、かわの候補が必勝訴え
埼玉、福岡で山口代表ら

矢倉かつお候補(埼玉選挙区)の勝利へ支援を呼び掛ける石井政調会長=10日 埼玉・坂戸市公明党の石井啓一政務調査会長は10日、埼玉県坂戸市で参院選埼玉選挙区の矢倉かつお候補(新)と共に街頭演説を行い、勝利への絶大な支援を訴えた。

石井政調会長は今回の参院選の主な争点として(1)自公政権の経済政策への評価(2)衆参両院で多数派が異なる“ねじれ”を解消し、政治の安定を取り戻せるか―の2点を提示。

その上で「政権交代で日本経済は回復軌道に乗り始めている」として、自公政権の経済政策の実績を力説する一方、「対案を示さない」野党を糾弾した。

さらに、政治の安定には政治への信頼が不可欠とし、「公明党が勝ってこそ政治が安定する」と主張した。

矢倉候補は、すべての人が肌身で実感できる景気回復を成し遂げると強調するとともに、「青年世代の代表として、政治に庶民の声をしっかり反映していく」と訴えた。

かわの義博候補(比例区)への支援を呼び掛ける山口代表=10日 福岡・古賀市一方、公明党の山口那津男代表は10日、福岡県古賀市と福岡市で、参院選比例区のかわの義博候補(新)と共に街頭演説し、絶大な支援を呼び掛けた。

山口代表は、参院選に関する世論調査で自民、公明の与党両党の過半数確保を望む声が多いことに触れ、「自民党だけでなく、公明党の持ち味も大切であり、その両方が必要だというのが国民の評価だ」と力説。公明党の持ち味として「小さな声を聴く力」を挙げ、成年被後見人の選挙権回復をリードした政策実現力などを強調した。

また、原発に依存しない社会へ向け、再生可能エネルギーの開発・普及の必要性を述べる一方で、関連する電気事業法改正案を通常国会で廃案にさせた民主党に対し、「無責任な政党に政治を任せるわけにはいかない」と批判した。

かわの候補は、「若い力で日本を再建したい。女性が光り輝く日本をつくる」と決意を述べ、実感できる景気回復に全力を挙げると訴えた。

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