女性の登用拡大を

公明新聞:2013年6月28日(金)付

公務員制度改革に関して申し入れを行う石井政調会長ら=26日 内閣府公務員制度改革に関して申し入れを行う石井政調会長(手前左)ら=26日 内閣府

公務員制度改革で提言 丁寧な議論重ねよ
党行革本部と委員会

公明党の石井啓一政務調査会長と行政改革推進本部(魚住裕一郎本部長=参院議員)、公務員制度改革委員会(高木美智代委員長=衆院議員)は26日、内閣府で稲田朋美・公務員制度改革担当相に対して、「公務員制度改革に関する中間とりまとめ」と題する提言を行った。

石井政調会長らは、公務員制度改革を推進する上で、行政サービスの向上や中立公正な制度確立などを重視すべきと強調。「(大臣の下で)専門家などとの丁寧な議論を重ねて結論を出し、早急に改革を実行する必要がある」と訴えた。

具体的には、女性職員の採用・登用の拡大や、能力・実績主義による人事管理の徹底などを進めるよう要望。各省の幹部人事の一元管理を行う際には、公務員の中立・公平性の観点から丁寧に議論することを求めた。

稲田担当相は、「公務員制度の根幹に関わることもあり、しっかりと(改革の推進に)取り組んでいきたい」と応じた。

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