“国民目線の政治”実現
公明新聞:2013年6月8日(土)付
公明党の山口那津男代表は7日、大阪市で開かれた党大阪府本部の「政経懇話会」、佐藤茂樹衆院議員の「日本の将来を語る会」に杉ひさたけ青年局次長(参院選予定候補=大阪選挙区)、山本かなえ参院議員(同=比例区)と共に相次いで出席し、参院選勝利へ支援を呼び掛けた。
山口代表は、政府の成長戦略が14日に閣議決定の予定とした上で、株価が乱高下している現状に言及し、「経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)はまだ変わっていない。大胆な設計図を示すことが大事だ」と強調した。一方、今年度予算が野党が多数を占める参院で否決された後、憲法の規定により成立したことなどに触れ、「政治のファンダメンタルズは不安定なままだ。実際に設計図通りに施工、完成させられるかどうか、その最も大事な基盤づくりが今回の参院選だ。自公で過半数を取り、スピード感ある政治を実行していく」と力説した。
また山口代表は「自民党だけでは不安という声もある」と述べ、「国民目線に立った政策を進め、行き過ぎに歯止めをかけられる公明党が勝利してこそ、本当の安定であり希望につながる」と訴えた。
これに先立ち、山本さんは「女性の活躍が経済成長の起爆剤になる。誰もが働きやすい環境をつくりたい」、杉氏は「公認会計士として培った現場力、交渉力を生かし、実感ある景気回復に挑む」と決意を表明した。
なお、佐藤氏の会合では自民党の石破茂幹事長があいさつした。
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