党の総力挙げ復興加速

公明新聞:2013年2月18日(月)付

女川港周辺の復旧・復興状況を視察する石川氏、杉氏ら=17日 宮城・女川町女川港周辺の復旧・復興状況を視察する石川氏(中)、杉氏(左)ら=17日 宮城・女川町

石川、杉氏ら 首長、住民の要望受ける
宮城県

公明党の石川博崇参院議員は17日、東日本大震災の被災地・宮城県女川町、東松島市を訪れ、復旧・復興状況を視察した。これには伊藤和博宮城県議、杉ひさたけ党青年局次長(参院選予定候補=大阪選挙区)が同行した。

一行が訪れた女川町は大津波で市街地の7割が壊滅した港町。同町仮設庁舎で行われた懇談の席上、須田善明町長は「復興の“見える化”を急ぎたい」と述べた上で、建設資・機材の高騰や作業員不足が復興のブレーキになっていると指摘。また、町外で避難生活をしていた人をはじめ、出産、離婚など家庭の事情の変化で町内の仮設住宅に入居を希望する世帯が約100世帯に上っているとして「可能なら仮設住宅を増設したい」と訴えた。

東松島市では「野蒜・宮戸地区復旧、復興を考える会」の坂本雅信会長らから東名運河の溢水問題や在宅避難者への手厚い支援策を求める声に耳を傾けた。視察後、石川氏は、公明党のネットワークを発揮して復興を進めると語った。一行は16日にも仙台市や石巻市などの被災地を視察した。

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