2013年政治決戦 参院選に挑む選挙区の予定候補

公明新聞:2013年1月22日(火)付

東京選挙区(定数5)
山口なつお(現)

山口なつお「日本再建」を担う自公連立の要。昨年末の政権復帰から、与党党首として年末・年始返上でフル回転。機敏なフットワークで全国各地へ飛び、諸会合への参加や番組出演も精力的にこなす。一貫して「現場主義」の姿勢は変わらない。

2009年9月、党再出発に際して党代表に就任。以来、「大衆とともに」の立党精神を胸に刻み、国民の声を全身で捉え、国政に反映してきた。民主、自民の二大政党が激突する中、合意形成に汗をかき、国民のための政策を前進させた。昨年12月、衆院選で雪辱を果たし、新たな連立時代を切り開いた。

政界屈指の論客。明快かつ歯切れの良い弁舌はお茶の間でも好評。党首討論では、「政治とカネ」の疑惑解明から逃げる民主党の3人の歴代首相を徹底追及する一方、政治家の監督強化策を直談判。昨年11月には党首討論での議論がきっかけとなり、国会議員の歳費2割削減もスピード実現に至った。

一昨年の東日本大震災・原発事故発生後、何度も現地に入り被災者を激励するとともに、公明主導で支援策を相次いで実現。昨年の社会保障と税の一体改革関連法の成立に際しては、民自との3党協議入りを決断。その後もブレずに筋を通し、「将来の安心」に道筋を付けた。

外交にも力を注ぐ。10年には中国、韓国を訪れ、両国との首脳会談で信頼関係を強化。22日からは新たな政治体制を敷いた中国に飛び、首脳陣や文化人らと会談を重ねる予定。議員外交による関係改善に情熱を燃やす。長年、地雷除去技術を生かした国際貢献にも取り組んでいる。

地元・東京の街づくりにも全力。都心の渋滞・大気汚染解消へ、首都高速中央環状新宿線、東京外郭環状道路の計画を促進。米軍厚木基地に近い町田市では防音助成区域を拡大。さらに、伊豆・小笠原の各島々にも足繁く訪問するなど、離島振興に情熱を傾ける。先進都市・東京の起爆剤となる東京五輪招致をめざす。

教職にあり、病院の院内学級で子どもと向き合った母の姿が政治活動の原点。「一人の人を大切にする政治」実現へ、今日も現場を疾駆する。

【略歴】参院議員2期。衆院当選2回。党代表、同東京都本部顧問。参院財政金融委員会委員、同国家基本政策委員会委員。元防衛政務次官。元参院行政監視委員長。党参院国会対策委員長、同政務調査会長など歴任。東京大学法学部卒。弁護士。60歳。

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