性同一性障害の現状と課題聞く

公明新聞:2012年4月27日(金)付

性同一性障害についてヒアリングする党プロジェクトチーム=25日 衆院第1議員会館性同一性障害についてヒアリングする党プロジェクトチーム=25日 衆院第1議員会館

党プロジェクトチーム初会合

公明党の性同一性障害に関するプロジェクトチーム(PT、谷合正明座長=参院議員)は25日、衆院第1議員会館で初会合を開き、性同一性障害の現状と課題について、法務、文部科学、厚生労働の各省からヒアリングを行った。

性同一性障害とは、心と体の性が一致しないことに対して持続的な不快感や嫌悪感を抱いている状態を指し、男性は3万人に1人、女性は10万人に1人の割合で存在するといわれている。

各省は、性同一性障害に関わる法律や教育現場での対応、自治体の先進的な取り組みについて説明。出席議員からは、性同一性障害に悩む人の相談窓口の拡充や担当スタッフの研修強化などの要望があった。

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