大切な命に目を向けて

公明新聞:2011年2月11日(金)付

不育症治療で要望を聞く松副代表ら不育症治療で要望を聞く松副代表(左側)ら=10日 参院議員会館

不育症治療
松副代表、高木(美)衆院議員
公的支援で要望聞く

妊娠しても流産を繰り返してしまう不育症—。公明党の松あきら副代表、高木美智代衆院議員は10日、参院議員会館で、流産の悲しみを乗り越え、不育症治療の末に子どもを授かった神奈川県在住の工藤智子さん(34)、前田佐知子さん(42)から、不育症への公的支援の要望を受けた。橋渡し役の鈴木ひでし神奈川県議(県議選予定候補)が同席した。

不育症は、血液をサラサラにするヘパリンやアスピリンの投薬など、適正な治療を受ければ約85%が出産できるとされている。しかし、不妊治療とは違い、医師も含めて認知度が低い上に、保険適用外で高額な治療費を必要とするため、出産をあきらめるケースも多い。3度の流産を経験し、治療で子ども2人を出産した工藤さんは昨年12月、「不育症助成金制度を求める会」を立ち上げ、公的支援を求める活動を開始。前田さんら約80人がメンバーに加わった。

席上、工藤さんと前田さんは、不育症患者が流産を繰り返して精神的に落ち込んだり、出産までに100万円以上の検査・治療費がかかり経済的に大変な状況だと説明。「産みたくても産めない人にも目を向けてほしい」と訴え、不育症の周知と相談窓口の設置、治療への助成を求めた。

松副代表らは「大切な命の問題であり、党として、しっかり取り組む」と約束した。

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