コメ助の部屋

コメ助イラスト

七草がゆ

ポカポカ陽気になると、コメ助はお弁当を持ってお出かけしたくなるんだヨネ…。
よしっ、今回は行楽弁当のことを調べよう!
行楽弁当って昔もあったのかなぁ……うーん、気になるコメ!

主食の定番はおにぎり

 春の行楽シーズンと言えば、お花見をはじめ、外でお弁当を食べる機会が増えるヨネ。そんな「行楽弁当」の主食で人気なのが、おにぎりや稲荷ずし。持ち運びが便利だし、食べやすいし、食べごたえもあるし…。人気の理由を探ってみると、お出かけにはぴったりなのが、あらためてわかるヨネ。

ふっくら炊き上がりVSモチモチ食感

 水に溶けるアミロースを含んでいるうるち米は、炊くときに水を吸いやすいのが特徴なんだヨネ。なるほど、それで、ふっくらと炊けるんだね…。うるち米は、まさに炊飯向きのお米だコメ! 一方のアミロペクチンは水に溶けないけど、多ければ多いほど粘り気が出るんだとか。お餅のモチモチした食感のヒミツが、わかってきたぞ。アミロペクチン100%のもち米の粘り気、恐るべしだコメ。

ちょっとした工夫で、お弁当が華やかに

 具材や作り方をちょっと工夫すれば、色とりどりのお弁当にできるのも人気のヒミツ。例えば、定番のたらこや鮭のおにぎりも、具をほぐしてご飯に混ぜてから握れば、ほんのりピンク色をしたおにぎりができるよ。緑が鮮やかな旬のグリンピースも、おにぎりに合いそうだヨネ。もはや定番ともなった握らないおにぎりの「おにぎらず」も、行楽弁当で大活躍。卵焼きのような平べったい食材もはさめるから、バリエーションが広がるヨネ。
おにぎらずに続いて人気が高まりつつあるのが、「スティックおにぎり」。ご飯をラップで巻いて棒状にしたものなんだけど、食べやすいのはもちろん、ラッピングのアレンジがいろいろできて、見た目もかわいく楽しめるコメ。 あと最近、おあげで包まず詰めるだけの「オープンいなり」が人気なんだとか。カラフルな具材が見えて、春の行楽弁当にはぴったりだヨネ! スティックおにぎり

江戸時代も、おにぎりは定番?

 江戸時代に発刊された代表的な料理本『料理早指南(りょうりはやしなん)』に、行楽弁当の作り方が記されているんだって。上中下の3ランクのうち最上ランクは4段重ねの重箱。中には、アワビの青わたを入れて作ったかまぼこ、かすてら卵、 桜だい、平目のさしみ、紅梅餅…。さらには「割籠(わりご)」という木製のお弁当箱に、焼きむすびや漬物などが入っている、超豪華バージョン! ということは…江戸時代も、行楽弁当の主食はおにぎりが好まれていたみたいだね。

庶民はお手製のお弁当

 とはいえ、贅沢な行楽弁当を食べられるのは一部の人たち。江戸時代の庶民はどうだったのかな…と探したところ、『長屋の花見』という落語にその様子がうかがえるのを見つけたコメ。長屋のみんなのために大家さんがお花見の行楽弁当を用意する話なんだけど、ケチりたい大家さんは、例えばかまぼこは大根の漬物に、玉子焼はたくあんに代用しちゃう。それでも、みんなは一生懸命楽しもうとするんだよ。江戸時代の人にとっては今以上に、行楽弁当は特別なごちそうだったんだヨネ。

楽しむ気持ちは変わらない

 数十年前まで、お花見や運動会のようなイベントのときには、おかずやおにぎりを重箱に詰めていたんだって。今では多種多様になったけど、おにぎりや稲荷ずしが人気なのと、季節の素材を上手に使って彩りよく見せる工夫は、昔も今も変わらない。何より、行楽弁当を楽しむ気持ちは同じだね。おいしいご飯は、みんなの笑顔を作るんだヨネ!
お花見お弁当

今月のコメ助の調査レポート

 今では花見と言えば「桜」のイメージだけど、昔は桜にこだわらず「菊」や「藤」とか、それぞれの季節の花を楽しむイベントを花見と称していたらしいよ。桜だけではもったいない!
季節の花を、お弁当を食べながら楽しむのもい稲!

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