コメ助の部屋

コメ助イラスト

七草がゆ

1月、新しい年の始まりだコメ。みんなでいい年にしようね!
この季節、田んぼにはなーんにもないから、コメ助はヒマだろうと思ったら、大間違いだコメ!
田んぼではお米作りの準備が始まっているし、刈り取られた稲はいろいろなところで使われているらしいよ。
いった何がどのように使われるのか……。さっそく、コメ助が調べて来たよ!

お米ができる工程を見てみよう

 稲は収穫するとき、根株(ねかぶ)と呼ばれる根元のところを残して刈り取られるコメ。この作業は、みんなも知っている稲刈りのことだよ。刈り取った稲は脱穀(だっこく)という作業で、モミとワラに分けられるコメ。このときのお米はまだ、モミがらに包まれた状態。次にモミすりをすると、茶色の皮に包まれた玄米が現れる。玄米を精米(せいまい)すると、茶色の皮がくだかれてヌカができ、いつも食べている白いお米=白米が現れるんだヨネ。

●稲刈りをする→根株(ねかぶ)+稲
根株
●脱穀(だっこく)をする→モミ+ワラ
ワラ
●モミすりをする→玄米+モミがら
モミがら
●精米する→白米+ヌカ
ヌカ

稲はホントに捨てるところがないの?

 白米ができるまでを見たら、ワラとかモミガラとかヌカとか、いらないものが出てきたけど……。心配無用、ぜんぶ捨てずに使われるんだコメ!
まず、精米で出たヌカは、ぬか漬けを作るときに必須のぬか床として使われるんだヨネ。モミすりをしたときに出たモミがらは、いぶして「くん炭」と呼ばれるものにするんだって。くん炭は、土壌改良などに役立つんだよ。

次の米作りにも役立つ

 稲を刈り取った後に残った根株は、掘りおこして田んぼの土に混ぜるコメ。残ったモミがらやワラも田んぼにすき込んで、次のお米作りの準備に役立てているんだヨネ。
昔、脱穀などは手作業だったけれど、今ではコンバインを使うようになってグンと効率アップしたんだ。コンバインを使うと、刈り取りと同時に脱穀も行えて、細かくしたワラを田んぼにまくこともできるから、肥料として有効活用しやすいヨネ。

昔の生活用具に欠かせない材料 

 ワラは昔、生活用具を作るために大活躍だったんだよ。雨具、靴、かご、屋根(わらぶき屋根)など、ワラからはいろいろなものが作られたんだ。そうそう、煮た大豆をワラで包んで納豆を作ったりもしたらしい。あと、なわ飛びのなわも、ワラで作られていたんだって。
それから、神社の「しめ縄」や、お正月に家の軒下に飾る「しめ飾り」もワラで作られているんだヨネ。
お米を収穫するために育てる稲だけど、生活用具に生み出したり、新しい稲を育てるために利用したり……むだなくリサイクルさせるなんて、昔の人の知恵はすご稲!
ワラぶき屋根

今月のコメ助の調査レポート

 大事な主食としての米作り。それを長く続けてきた日本では、稲を上手に利用する知恵も一緒に育んできたのかもしれない稲!

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