コメ助の部屋

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七草がゆ

実りの秋、新米が食べられる季節がやって来たコメ!
待ちに待った新米、やっぱりおいしく食べたいヨネ。
そこでコメ助が、新米のことをいろいろ調べてきたコメ。

そもそも新米ってなに?

 「新米(しんまい)」は、収穫した年の12月31日までに精米され包装されたお米のことコメ。これはJAS法で決められているんだヨネ。例えば平成28(2016)年に収穫したお米なら、平成28年12月31日までに精米され包装されたお米は「新米」だコメ。
※JAS法…農林物資の規格化農林物資の規格化等に関する法律等に関する法律 新米

  

新米以外のお米はなんて呼ぶの?

 新米に対して、前の年に収穫されたお米は「古米(こまい)」、前々年に収穫されたお米は「古々米(ここまい)」、さらに年数が経つごとに「古々々米(こここまい)」「古々々々米(ここここまい)」……と、呼び名に「古」が重なっていくんだコメ。ココココ……って、思わず笑っちゃいそうなおもしろい呼び方だヨネ。

知っておこう、新米の特徴

 収穫されたばかりの新米は、とってもフレッシュ。古米に比べると水分量が多いから、やわらかくて粘りが多いんだヨネ。お米は収穫してから時間が経つにつれ、光沢がなくなり白さもくすんでいくんだコメ。炊きあがりの色が真っ白でツヤツヤなのも、新米ならではの特徴だヨネ。あと、水分を吸収しやすいのも新米の特徴。こうした新米の特徴を知っていると、よりおいしく炊けるようになるヨネ。

新米をおいしく炊くポイントは?

 まずは、研ぎ方。お米は研ぎはじめに水を吸収してしまうから、最初の濁った水はすぐに捨てるコメ。そうすると、ぬかの臭みが新米に浸透しないんだヨネ。特に新米は水分を吸収しやすいから、手早くね。その後、水が濁らなくなるまで研ぐときは、いつもよりやさしくするのがポイント。新米はやわらかいので、ギュッギュッと握るように研ぐと、割れてしまうから気をつけるコメ。 次は、水加減。水分量の多い新米を普段と同じ水加減で炊いてしまうと、ベチョっとなりやすいんだヨネ。いつもよりやや控え目の水加減がポイントだコメ。 お米の研ぎ方

鮮度を保つように保存しよう

 お米は収穫された後でも呼吸をしているんだコメ。だから、新米はもちろんお米をおいしく食べるには、鮮度を保つように保存することも大切。お米の保存には、温度は15度以下で湿度が低く、日が当たらないところが適しているんだけど、一般家庭だったら冷蔵庫の野菜室がおすすめだと言われているんだコメ。たくさん買ってきてすぐに食べないお米は、タッパーやペットボトルなどの密閉容器に移し替えて、冷蔵庫の野菜室で保存。これなら、たくさん買った新米も、ずっとおいしく食べられるヨネ。
炊くと良い香りがして、やわらかく粘りのある食感の新米。よく噛むと甘みが感じられて、それだけでもご馳走だヨネ!

今月のコメ助の調査レポート

 新米は秋の味覚のイメージがあるけれど、日本で一番早い新米は沖縄県のお米で、6月下旬頃から登場。九州のお米は8月初旬頃、それからは四国や関東、北陸、東北や北海道……と、日本列島の西からだんだんと北上していくコメ。東北には11月頃に販売スタートする品種もあるんだとか。産地や品種、栽培方法によって、収穫の時期には違いがあるんだコメ。

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