コメ助の部屋

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七草がゆ

お正月の疲れた胃をやさしくいたわる「七草がゆ」って!?

七草がゆ

江戸幕府の将軍も食していた「七草がゆ」の歴史

春の七草である、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)を入れた七草がゆ。年末年始に食べ過ぎた胃に優しく、また春の訪れを感じる彩りもきれいなんだヨネ。

日本には昔から、「若菜摘み」という風習があったんだヨネ。芽吹いたばっかりの若菜を摘んで、無病息災を祈って、新しい年に新しい命をいただくというものだコメ。この風習に、中国の「人日(じんじつ)」っていう、1月7日に7種類の若菜を入れた羹(あつもの:あたたかい汁もの)を食べて無病息災や立身出世を願う風習が結びついたって言われているヨネ。この風習は平安時代から宮中行事として続けられていて、江戸時代に五節句の一つとして定められたコメ。この日には、将軍以下すべての武士たちも七草がゆを食べ、無病息災を祈ったそうだヨネ。それから、節句に定められたことで、七草がゆを食べる風習は一般民衆にも広く伝わったんだって。

七草

冬の体に優しい七草の薬効

五節句の行事は明治時代に廃止されたけど、それから140年以上たった今も、七草がゆは食べられているコメ。これはとても理にかなった風習で、早春にいち早く芽吹く春の七草は、冬の寒さで弱りがちな体に優しい薬効があると言われているヨネ。

七草の薬効

当時は厳粛な儀式だった!? 「七草がゆ」のお作法

おかゆと言うと簡単なようだけど、当時の作り方には、実は細かい作法があったんだヨネ。七草を手に入れるのは6日。その日の夜と7日の未明に恵方を向いて、お囃子(おはやし)を繰り返しながら、包丁など七つの道具で7回ずつ七草をたたくんだコメ。それで、その七草を入れたおかゆを食べるという、冬の節句の厳かな儀式として行われていたコメ。

レシピも材料の入手も簡単! 気軽に食べて健康に

今では簡略化されて、「1月7日に七草の入ったおかゆを食べる」という習慣だけが引き継がれているヨネ。その七草の内容も厳密じゃなくて、その地域で入手できる青菜・野菜で作られることが多いみたいだヨネ。味付けも塩だけじゃなくて、みそやしょうゆなどさまざまで、七草が全く入っていない地域もあるコメ。近年のようにスーパーで手軽に「七草」が手に入るようになるまでは、各地で特色のある七草がゆが作られていたコメ。

七草がゆは、作り方も本当に簡単。おかゆを炊き、火を止める直前に刻んだ七草を入れて、塩で味を調えれば完成だヨネ。ブロッコリーやホウレンソウなど、入手しやすい材料で作る人もいるコメ。

時代や地域の実情に合うように形を変えつつも、140年の時を経て引き継がれた「七草がゆ」の風習。この冬の節句にはぜひ「七草がゆ」を食べて、寒さのピークに備えた稲!

七草

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