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2020年5月22日

コラム「北斗七星」

夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)が今年は中止に。去年、そのマウンドに立てなかったが、注目の的となった佐々木朗希投手(プロ野球・千葉ロッテ)は、高校3年にして163㌔の速球を投げていた◆100マイル(約161㌔)超だな、と「大リーグ100マイル豪球伝説」(月刊メジャー・リーグ2005年12月号増刊)を手に取った。目に止まったのが、1931年の日米野球でメジャー選抜の一員として来日したレフティ・グローブ投手◆早稲田大学野球部との対戦に登板。打者に投じた直球が速すぎて、アナウンサーが「あ、見えません。ストライク!」と叫んだ。2人が三振に倒れ、次は、後に大日本東京野球倶楽部(現・巨人軍)の契約選手第1号となり名監督になる三原脩。やはり三振し、「見えんものは打てんわ!」と吐き捨てた◆グローブが世を去ったのは45年前のきょう。その年の春、打席で「ボールが止まって見える」との名言を残した“打撃の神様”川上哲治・巨人監督の引退試合が行われている。9年連続優勝(V9)を成し遂げた名監督だ◆数々の名勝負が刻まれた球史を眺めながら、今の長い空白期をうらむ。甲子園をめざしてきた球児たちも気にかかる。この春に生誕100年を迎えたV9の名将がかつて言った。「無駄になる努力はない」。(三)

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