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2020年5月20日

文化芸術の担い手守れ

「1人20万円」支給など要望 
文科相に自公の議員

萩生田文科相(中央)に申し入れる浮島(右端)、富田氏(左端)ら自公両党の議員=19日 文科省

公明党文化芸術振興会議の浮島智子議長と富田茂之副議長(ともに衆院議員)は19日、自民党の河村建夫衆院議員らと共に文部科学省に萩生田光一文科相を訪ね、新型コロナウイルス感染拡大に関して、収入を失っている実演芸術家らへの1人当たり20万円の活動費支援を柱とする総額500億円規模の文化芸術救済支援策を求める緊急要望を申し入れた。萩生田文科相は賛意を示し「文科省としても頑張りたい」と応じた。

浮島氏らは、舞台・ホールでの公演などの自粛が続く中、「長期化すれば、わが国の実演芸術は壊滅的状況に陥る恐れがある」と担い手を守る必要性を強調。文化芸術の水準維持などへ①実演芸術家やスタッフなど約10万人への1人20万円の活動費支給②文化芸術関連の約2000団体に1団体平均約1500万円の交付③文化芸術復興基金の創設――の3点を要請した。

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