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2018年9月3日

公明県議の10年来の取り組み実り 不法係留ボート一掃

県が啓発や強制撤去 進める 
神奈川・横須賀市の平作川

プレジャーボートが一掃された平作川の川岸で県の関係者から話を聞く亀井県議(右)

神奈川県横須賀市を流れる県管理の二級河川・平作川は、かつてプレジャーボートなどの不法係留が問題になっていた。これに対し、公明県議の質問をきっかけに県が対策を策定。徹底した施策を進めた結果、現在では不法係留船はほとんどなくなり、特にプレジャーボートの不法係留は一掃された。

所有者の違法駐車、災害拡大の危険も解消

全長約7キロの平作川は、三浦半島で最も長い川だ。河口が久里浜港にあることなどから、港からさかのぼったプレジャーボートが中下流部に不法係留されることが多かった。不法係留船は、今から10年前の2008年度当初で560隻。川沿いの住民は、プレジャーボートを使う人の違法駐車に加え、夏季にはボートにたまった水の腐敗による悪臭などにも悩まされていた。また、河口が直接東京湾(浦賀水道)に開かれていることから、大雨による増水や高潮、津波などの際に、ボートが川の流れをせき止めるなどして災害が拡大する懸念もあった。

神奈川県は1998年に「プレジャーボート対策要綱」を、2002年には「プレジャーボート保管場所条例」を定めて対策に取り組んでいたが、同川の不法係留船の数は、なかなか減らなかった。

川の両岸にびっしり並んだ不法係留船について、地域住民から相談を受けた公明党の亀井貴嗣県議は、08年9月に県議会定例会の一般質問で取り上げたのを皮切りに、県議会の場で粘り強く対策を要請。同時に、平作川の管理業務を行う県の横須賀土木事務所に何度も足を運び、不法係留の一掃に向けた取り組みを働き掛けてきた。

県は亀井県議の質問に対する答弁で、当時の松沢成文知事が平作川の不法係留について「大きな課題だと認識している」と述べ、これをきっかけに同川の不法係留船対策を策定。河口部の開国橋から中流の森崎橋までの3.6キロを重点撤去区域に指定して17年度末までの不法係留船解消をめざし、対策を進めた。

具体的には、川岸への看板設置や、チラシやポスターを利用した啓発活動などによって船舶所有者への働き掛けを強化。悪質事例については河川法や行政代執行法に基づいた強制撤去も進めてきた。その結果、17年度末には不法係留船舶は6隻まで減り、このうちプレジャーボートはゼロになった。

川の近くに住む党員の権守弥作さんは、「住み始めで20年ほどになります。臭いも嫌だったけれど、雨が降って川の水位が上がるたびに、船が危険だなと怖い思いをしてきました。川面がすっきりして、本当に安心しました」と喜ぶ。

亀井県議は「県民の暮らしを守る観点から粘り強く取り組みを続け、県の関係者の努力もあり、不法係留が一掃されて本当に良かった」と述べ、不法係留船対策へのさらなる取り組みを誓っていた。

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