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2018年9月3日

コラム「北斗七星」

いっそのこと、呼び方をひっくり返した方がいいかもしれない。「ながらスマホ」である。スマートフォンの操作に没頭し、そのついでに歩いたりしているのが現実であるからだ。研究者によるとスマホ利用時の視界は、通常の20分の1程度まで落ちるという。ほとんど見えていないに等しいことになる◆例えば歩きスマホ。当人は、事故を起こすリスクを抱えて歩いている自覚はない。なぜ、彼らが人と接触しないで済むのか。それは周囲の人がぶつからないように、避けているだけだとの見立てもある◆先週、一つの事件で有罪判決が言い渡された。スマホを操作しながら電動自転車を運転していた若い女性が歩行者にぶつかり死亡させた事件である。この女性、左耳にイヤホンをして音楽を聴き、飲み物を持った右手でハンドルを握り、左手でスマホを操作。やり取りを終えてポケットにスマホをしまう際に事故を起こした◆ながらスマホの背景には、インターネットを使ったゲームの広がりも関係する。ゲームのやり過ぎで日常生活が困難になるゲーム障がいは、今や世界的な問題となり、依存症の一つに数えられている◆何かをしながらスマホを操作するほど人間は器用じゃない。立ち止まるか、少し待てばよい。このままでは、依存症に分類される日も遠くない。(広)

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