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皆保険制度の基盤守る
8団体から要望聞く 党大阪府本部
大阪府歯科医師連盟(手前)から要望を受ける党大阪府本部のメンバー=31日 関西公明会館
公明党大阪府本部(代表=佐藤茂樹衆院議員)は31日、大阪市西区の関西公明会館で、第2回目の政策要望懇談会を実施。8団体から要望を受けた。北側一雄副代表、佐藤府代表のほか、山本かなえ(参院選予定候補=比例区)、杉ひさたけ(同=大阪選挙区)の両参院議員、同府本部所属の国会議員らが出席した。
このうち大阪府歯科医師連盟との懇談で巽久宜理事長らは、財務省が提言している地域別診療報酬の設定や受診時定額負担の導入について、医療現場の混乱や受診抑制につながる上、国民皆保険制度に影響を及ぼすとして、導入反対を主張した。佐藤府代表は「皆保険制度の基盤が崩れないよう守りたい」と応じた。
大阪土地家屋調査士政治連盟との懇談では、規定が撤廃されている、登記業務に関する報酬などについて意見交換した。