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「測定器(パルスオキシメーター)」配備促進せよ
救急隊員への特別手当を要請
参院決算委で秋野、三浦氏
13日の参院決算委員会で公明党の秋野公造氏は、新型コロナウイルス感染症の軽症者らを宿泊させるための施設に、重症化の目安が分かるパルスオキシメーター(動脈血中酸素飽和度測定器)の配備を促進させることについて、2020年度補正予算で自治体向けに創設した地方創生臨時交付金の活用を念頭に「全国でしっかり推進してもらいたい」と訴えた。
高市早苗総務相は「東京都や埼玉県で配備が進んでいる。交付金を執行する立場として、厚労省や地方自治体と連携して取り組む」と答弁した。
一方、同委員会で三浦信祐氏は、新型コロナウイルスに感染する恐れがある中、感染者や感染が疑われる患者の救急搬送に従事する救急隊員の支援に向け、「危険手当や特別手当を支給するなど、しっかりとした処遇をすべきだ」と強調。支援に取り組む自治体に対し、国として強力に後押しするよう求めた。
総務省消防庁は「救急隊員などが新型コロナウイルス感染症の対応に従事し、各消防本部が新たな手当を支給する場合には、その財源として地方創生臨時交付金を活用できる」と明言した。