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2018年8月30日

コラム「北斗七星」

今、注目のスイーツといえば「金農パンケーキ」ではないか。秋田県立金足農業高校の生徒たちと、コンビニ大手のローソンが共同開発した商品。地元・秋田の限定販売だが、売り切れ続出の大ヒットという。県外での販売も検討中だ◆夏の甲子園で金農の選手たちが見せてくれた快進撃。高齢化や担い手不足など重たい話題が多い農業関係者にとって、どれほど明るいニュースだったことだろう。「金農よくやった」。準優勝を日本農業新聞は1面トップでたたえた◆「農で培った底力発揮」。その見出しに農業の誇りを感じた。金農の選手が底力を示したように、農政は農業の底力を引き出さなければならない。今月発表された2017年度の食料自給率(カロリーベース)は、前年度と同じ38%と過去2番目の低水準だった◆自給率が伸び悩む原因を、政府は天候不順やコメの需要減に押し付けたがる。だが、生産基盤の強化が進んでいない証拠でもある。机上で実態はつかめない。民俗学の祖・柳田国男は農政官僚時代、農業改革に当たって農村を歩き、農民の声にじっくり耳を傾けた◆「金農パンケーキ」の生地には秋田県産あきたこまちの米粉を使用。地元メーカーのしょうゆが練り込まれているという。生徒たちの郷土愛がにじむ。その思いを官僚にも聴き取ってもらいたい。(東)

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