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感染疑い 検査実施を
全葬連が稲津副大臣に要請
厚労相宛ての要望書を稲津副大臣(右から3人目)に手渡す石井会長(左隣)ら=12日 厚労省
稲津久厚生労働副大臣(公明党)は12日、厚労省で全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)から、新型コロナウイルス感染症で亡くなった人に関する要望を受けた。公明党の石田祝稔政務調査会長、富田茂之衆院議員が同席した。
席上、石井会長らは「感染がなければ通常の葬儀が行える。感染の有無を確認し、しっかりとしたお見送りをしたい」と述べ、医師が感染の疑いがあると判断した場合、遺体の引き渡し前にPCR検査を実施するよう要請。感染で死亡した人の遺体の搬送や接触を遺族らに認める国のガイドラインの見直しなども求めた。
稲津副大臣は「しっかり対応し、体制を整えていきたい」と応じた。