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2018年8月30日

児童虐待通報ダイヤル189(いち早く)

対策強化へ通話料無料化 
厚労省 公明の提言受け方針 
24時間対応の人員増も

児童相談所全国共通ダイヤルの概要

通話料の心配なく、通報・相談を――。厚生労働省は、子どもの虐待の通報や相談を24時間受け付ける全国共通ダイヤル「189」(いち早く)の通話料を無料にする方針を固めた。児童虐待防止対策の抜本強化に向けた公明党の提言を反映したもの。

相談窓口につながるまでに電話が切れてしまうケースが多いため、着実に子どもの安全確認や支援につなげられるようにする。24時間相談に対応するスタッフも増やす。2019年度以降の実施に向けて、同年度予算概算要求に盛り込む。

全国共通ダイヤルは09年に開設。15年7月から3桁番号「189」が導入され、24時間体制となった。電話は最寄りの児童相談所(児相)につながる仕組みで、虐待通報だけでなく、子育てに関する悩み相談などに幅広く対応している。相談自体は無料だが、現在は通話料金がかかっている。

厚労省が今年5月の入電状況を調べたところ、携帯電話からかかってきた7673件のうち、4166件が児相につながる前に切れていたことが判明。通話料金が発生することを伝える冒頭の音声案内で切れたものは3454件に上った。

厚労省は、通話料金が発生するために切ってしまう人がいる可能性があるとみている。無料化で通報ダイヤルの利便性を向上させると同時に、児相で24時間相談に応じる協力員も増員。児相がきめ細かく虐待情報を拾い上げられるようにして、早期の対応に生かす。

公明党は、児童虐待を防ぐ体制を強化するため、相談ダイヤルの利便性向上を一貫して推進。電話番号の覚えやすい3桁化を後押ししたほか、児相につながるまでの音声案内の短縮も進めてきた。

東京都目黒区で女児が虐待死した事件を受け、党厚労部会と児童虐待防止・社会的養護検討プロジェクトチームが7月13日に加藤勝信厚労相へ提出した緊急提言では、通話料の無料化と運用改善を要請していた。

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