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2018年8月29日

保護者の通勤時 幼稚園児を駅前預かり

送迎保育ステーション好評
千葉・松戸市

送迎保育ステーションで利用状況などについて説明を受ける松戸市議会公明党のメンバーら(左側10人)

「子育てしやすいまちづくり」を最重要施策の一つに掲げる千葉県松戸市は、3年連続(4月1日時点)で待機児童ゼロを達成するなど、多彩な取り組みが功を奏している。働きながら子育てする市民を応援するため、今年4月には幼稚園児を受け入れる「新松戸駅前送迎保育ステーション」をオープンさせ、保護者から喜ばれている。市議会公明党(城所正美幹事長)の9人と党松戸総支部の篠田哲弥副青年部長(いずれも市議選予定候補)が同ステーションを視察した。

共働きでも子育てしやすく

江戸川を挟んで東京都と隣接する松戸市は、都心まで20キロ圏に位置し、30分程度で電車通勤できる。共働き世帯が多く、公明党の推進もあり、市は保育の受け皿の確保ときめ細かい支援に力を入れてきた。

送迎保育を実施している幼稚園のバス

「新松戸駅前送迎保育ステーション」の保育サービスは、月~土曜日まで、幼稚園に通っている時間を除く7~19時まで実施。朝は保護者が通勤前に園児を同ステーションに送り届けてから幼稚園バスが迎えに来るまで、夕方は幼稚園バスが園児を同ステーションに送り届け、保護者が迎えに来るまでの時間帯となる。

受け入れの対象は、今のところ市内にある大勝院幼稚園と、みやおか幼稚園に通園する市内在住の3歳児から就学前までの園児。保護者の就労時間が月56時間以上で、保育が必要なことを条件としている。料金は毎月1000円。保育士やチャイルドマインダー(保育サービスの専門家)が2人以上常駐し、子どもたちを預かる。

同ステーションによれば、現在は大勝院幼稚園に通園する園児3人が利用。保護者の一人は「ベビーシッターなどをやりくりして、幼稚園に通わせていたため、大変に助かった」と喜んでいた。

また、同ステーションができた地域は、就学前の子どもを持つ保護者の共働き率が50%に上り、保育ニーズが高いのが特徴。市の担当課は「幼稚園の送迎保育が始まったことを保護者に周知するとともに、送迎できる幼稚園を拡充し、利便性を高めていきたい」と話している。

多彩な施策で3年連続 待機児童ゼロ達成も

松戸市は昨年6月、市内の全23駅に駅ナカ(駅構内施設)もしくは駅チカ(駅から徒歩5分圏内)小規模保育施設の整備を完了し、県内最多の60カ所を超えるまでに拡充。保護者の相談に応じて、希望する保育所とのマッチングを行う「利用支援コンシェルジュ」や、保育園児向けの「送迎保育ステーション」などのサービスを展開してきた。各種事業を推進する中で、3年連続待機児童ゼロを達成。昨年12月には、日本経済新聞社と日経DUALの共同調査による「共働き子育てしやすい街ランキング2017」の全国編(東京を除く)で1位に輝いた。

待機児童の解消に向けては市議会公明党が2014年から代表質問などで小規模保育所の整備をはじめ多様な生活スタイルに対応した保育サービスの必要性を訴えていた。また、15年12月の一般質問で「親戚などの援助がない保護者にとって送迎支援は重要だ」と訴え、幼稚園に通う園児が利用できる送迎保育ステーションの整備を求めていた。

城所幹事長は「今後も子育て支援の充実にきめ細かく取り組んでいく」と語っていた。

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