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2018年8月26日

障がい者スポーツの魅力を発信

東京パラリンピック開幕まで2年 
競技に挑戦 楽しさ実感 
アスリート交え活発に体験イベント

2020年8月25日に開幕する東京パラリンピックまで2年を切りました。

世界最高峰の技と力を競い合う22競技<右に一覧>540種目が全て決定されるなど、大会準備が進む中、障がい者スポーツの魅力を発信しようと、東京都や大会組織委員会をはじめ、パートナー企業による競技体験などが活発に開かれています。

「パラリンピック応援イベント」で、車いすテニスの菅野選手(左)と一緒にラリーなどに挑戦する参加者=25日 東京・江東区

「難しいけど楽しい」「先にラケットだけ動かしちゃう」――。25日、東京都江東区内で実施された、パートナー企業・パナソニック株式会社による「パラリンピック応援イベント」。会場内では、家族連れなどが、大会出場をめざす選手たちと一緒に車いすテニスや車いすバスケットボールに挑戦していました。

参加者は、競技用車いすの操作に悪戦苦闘しながら、プレーに熱中。車いすテニスの講師を務めた菅野浩二選手は「ルールはテニスとほぼ同じ。工夫すれば車いすに乗らない人とも一緒にプレーできる楽しさがあります」と語っていました。

ボッチャの簡易コートで、スタッフ(左端)からルールを教わりながら競技を楽しむ親子ら=16日 東京・千代田区

五輪競技に比べ、普段接する機会が少ない障がい者スポーツ。大会成功に向け、多くの人に関心を持ってもらうことが鍵となっています。その一環で都が15年度から展開しているのが、大会組織委員会公認のパラリンピック体験プログラム「NO LIMITS CHALLENGE」(NLC)です。年度を通じてパラリンピック全22競技が体験できるよう、都内各地のイベント会場で開催しています。

14日から16日の3日間、千代田区内で実施されたNLCには、2500人近くが訪れました。ここでは、パラリンピックに出場したアスリートとの交流のほか、白の目標球に自分のボールをいかに近づけるかを競うボッチャ、漕ぐ力を確かめる器具を使ったボートの体験が行われ、多くの親子らが楽しみました。都の担当者は「体験を通じて、競技に興味を持ったり選手を覚えたりして、観戦や応援につなげてほしい」と期待していました。

パラリンピックは、厳しい条件をクリアした障がいのあるアスリートが出場できるスポーツの祭典です。第2次世界大戦で負傷した兵士のリハビリのため、1948年に英国のストーク・マンデビル病院が開いた車いす患者のアーチェリー大会が原点といわれます。回を重ねるごとに発展し、60年にローマで開かれた国際大会が第1回パラリンピックとされています。

パラリンピックという名称は、両下肢の運動まひを意味する「パラプレジア」と「オリンピック」を合わせた言葉として64年の東京大会で愛称がつき、85年に「パラレル(もう一つの)オリンピック」との解釈で正式に使用されるようになりました。

カウントダウンセレモニーの会場で担当者(右端)の話を聞く都議会公明党=25日 東京・江東区

 

2年後のパラリンピックの成功を期して――。25日、江東区内で大会組織委員会と都が主催するカウントダウンセレモニーが開かれ、大会への機運を盛り上げました。

出席した都議会公明党の東村邦浩幹事長は、「障がい者スポーツの振興へ、競技施設の充実とともに交通バリアフリー化を加速させたい」と語りました。

「共生社会」へ千載一遇のチャンス 
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(日本パラリンピック委員会副委員長) 髙橋秀文常務理事

パラリンピック競技の認知度は、マスコミ報道などで徐々に高まっていると実感しています。特に「ボッチャ」は障がい者スポーツの枠を超え、誰もが楽しめる共生スポーツの代表例となりましたが、障がい者スポーツ全体の認知度は、まだまだ低いのが実情です。

私たちは、2年後の東京パラリンピックを障がいの有無などにかかわらず、一人一人の個性が尊重される「活力ある共生社会」を実現する上での千載一遇のチャンスと捉えています。

競技を見てもらえばスポーツとしての魅力や、障がいを乗り越え可能性に挑戦するアスリートの姿に感銘し、障がい者への認識は変わります。これが社会の物心両面の“バリア”を打ち破るきっかけとなり、ひいては社会の変革につながります。障がい者スポーツのさらなる普及に努めます。

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