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2020年5月9日

コラム「北斗七星」

新型コロナウイルス対策を議論する政府の専門家会議は先日、新規感染者数が限定的となった地域での「新しい生活様式」の実践例を提示した。これに先立つ記者会見で尾身茂副座長(地域医療機能推進機構理事長)が、これまでの「長期戦」との表現を「長丁場の対応」と言い改めたのは印象的だった◆“自粛疲れ”などといわれる中、「戦」という言葉が人々の心に響くのか。少しでも先行きの不安を和らげたい。そんな思いが色濃くにじんだ◆当初、オーバーシュート(爆発的患者急増)やクラスター(感染者集団)などの横文字が躍り、行動変容、不要不急といった日本語でさえ「耳慣れない」「定義が曖昧」な感は否めなかった。諸外国と違い強制力の弱い緊急事態宣言の下では、メッセージを分かりやすく、丁寧に届けてこそ行動は変わる◆今回の実践例では、「人との距離は、できるだけ2㍍空ける」「家に帰ったらまず手や顔を洗う」などの個人的な感染予防策のほか、買い物、娯楽、食事など各場面での留意事項を事細かに提示。「会議、名刺交換はオンライン」など働き方改革の一層の推進も求める◆心配された大型連休中の人出も全国的に大幅に抑えられた。一人一人の自覚ある行動が、状況を確実に変えている。長丁場になろうとも、何としても乗り越えたい。(武)

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