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2020年5月6日

コラム「北斗七星」

早すぎるが、今年の年末にマスコミなどが選ぶ国内の10大ニュースの一番は、「新型コロナウイルス感染拡大」だと見当がつく。去年は多くが、5月の「天皇即位、『令和』に改元」を筆頭に挙げた◆「令和」の原典、万葉集には<夏の野に わが見し草は 黄葉たりけり>という歌が。夏の野に私が見たこの草は黄葉している、との意だが、青かった葉が秋に染まるのではなく、夏に黄色くなっている様子を詠んだものだ。この季節外れの変色が、植物ウイルス病によるもので、この歌は同病に関する世界最古の記述だという◆雪が少なかった暖冬の後に迎えた今春、東京でも桜の開花後に雪が降ったり、4月になっても肌寒い日が多かったり。これも地球温暖化のせいなのか。その温暖化が一因となってウイルスを運ぶ動物が増え、感染症が広がるとの指摘もある◆万葉集に、「黄葉した秋の葉を手で折って、あの人の髪飾りにした。あとは散ってもよい」という趣旨の歌もある。もちろんこの秋の葉はウイルス病ではないが、あとは要らないと言っている◆今、新型ウイルスなんか全部要らないと言いたいが、専門家によれば、ウイルスは撲滅できないそうだ。被害を最小限に抑えるしかない。温暖化とともに人類共通の難題だ。誰もが世界市民として人類を守るために努力したい。(三)

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