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2018年8月14日

博多―釜山間の国際航路経由地 長崎・対馬 国内客「混乗便」初の就航

高速船で移動時間短縮 
島民の利便性向上、観光振興も

混乗便の就航を喜び合う(左2人目から)秋野氏、大浦会長、比田勝市長ら

福岡市の博多港と韓国・釜山港を結ぶ高速船の国際航路で7月23日、国内旅客の相乗り(混乗)がスタートした。混乗の区間は同航路で経由する対馬(長崎県対馬市)北部の比田勝港と博多港の間で、混乗便の就航は全国初。実現を後押ししてきた公明党の秋野公造参院議員は同日、比田勝港での就航記念セレモニーに出席し、地域住民らと混乗実現を喜び合った。宮本法広県議、黒田昭雄・対馬市議も式典に参加した。

国際航路への混乗が実現した高速船に乗り込む国内旅客

今回、就航した混乗便は、JR九州高速船のジェットフォイル「ビートル」の一部座席を、九州郵船が利用して運航。全191席のうち、カーテンで仕切られた26席が国内旅客用となっている。比田勝―博多間は約2時間10分で結ばれ、ダイヤが確定している10月10日までに、月3~7往復運航される。

対馬市ではこれまで、国内航路の高速船が南部の厳原港だけに寄港。通院などで福岡に行く北部地域の住民は、比田勝港から約6時間のフェリーか、陸路で約2時間かけて厳原港まで移動し、国内航路で博多港まで向かっていた。

このため、島民からは、大幅な乗船時間短縮につながる、比田勝―博多間の混乗を求める声が上がっていたが、税関や出入国管理、検疫の問題で、認められない状況が続いていた。

地元の声受け公明が後押し

そんな中、2015年4月に当時の太田昭宏国土交通相(公明党)が対馬を訪問。市長らから島民の利便性向上につながる混乗運航について要請を受けた。

16年3月には秋野氏が、参院予算委員会で混乗の必要性を主張。石井啓一国交相(公明党)は、「出入国管理の問題などが解決できれば可能」と答えていた。

その後も、秋野氏は、関係当局や地域住民らと協議を重ね、今年5月の参院予算委で改めて混乗の実現可能性を質疑。これに対し、石井国交相は、関係者間で7月23日からの運航開始が合意され、国交省として海上運送法に関する認可をしたと述べていた。

期成会会長「よもや実現するとは」

混乗の開始について、大浦一泰・高速船就航期成会会長(旧上対馬町長)は、「よもや実現するとは思わなかった。本当に歴史的なことで島民の通院でも、観光でも、多くの人に対馬を行き来してもらえれば」と喜んでいた。

式典の中で比田勝尚喜市長は、混乗の第1便が予約開始日に完売し、市民から待ち望まれていたことを強調。その上で、「海の高速道路が完成したと同様だ。生活の利便性向上と福祉の充実を図る上で、計り知れない効果が生まれる」と期待を寄せた。

式典後、秋野氏は、「長年の取り組みの結果、世界に類を見ない混乗を実現することができた。島民の生活環境の改善だけでなく、国内旅行者の増加など、さらなる対馬の発展につながれば」と語っていた。

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