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2020年4月21日

コラム「北斗七星」

「どんな新しい遊びでも先頭に立つのが習慣」という、いたずら好きの少年を描いた『トム・ソーヤの冒険』(米、マーク・トウェイン著)には、無数の「笑い」が仕込まれている◆自由奔放のトムは、しょっちゅう食べ物を盗んだり、けんかしたり。ミシシッピ川に浮かぶ無人島で海賊ごっこをして何日か家に帰らず、村では、川に流されて死んだと思われ、葬儀まで始まる。そこに死んだはずのトムが現れ、英雄気取り。めちゃくちゃだが、つい口元が緩む◆「一流の文学的コメディアン」(同書訳者あとがき=柴田元幸・東京大学名誉教授)とも呼ばれるマーク・トウェインが没したのは、110年前のきょう。彼は「人類は一つのとても効果的な武器を持っている。それは笑いだ」と言ったそうだ◆北斗子の家では、今春から社会人の息子が、コロナ対策で入社式も中止となり、自宅待機に。ネットで業務内容や社員のマナーなどを研修用の映像で学ぶ日々。こんな社会人としてのスタートに、「これからどうなるのだろうか」と浮かない◆そんな息子が、お笑い番組を見てワッハッハと大声で笑っている様子を見ると、少しホッとする。不要不急の外出の自粛が求められる中で、人の心を晴らす“武器”は「笑い」かもしれない。“不要不急のお笑い”も、家にこもった生活では貴重だ。(三)

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