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2018年8月6日

私たちの声が届いた!

抗体消えた子どもにワクチン再接種助成スタート 
骨髄移植など 患者家族に朗報 
京都市

ワクチン再接種への助成を喜ぶ(左から)西山、湯浅の両市議と佐山さん、山岡さんら

京都市は7月から、骨髄移植などで抗体を失った20歳未満の子どもを対象に、ワクチン再接種費用への助成を開始した。これは公明市議が昨年12月、骨髄移植手術を受けた子どもを抱える母親たちの声を受け止め実現したもので、協力医療機関で再接種すれば、自己負担はゼロとなる。これまでの経緯を追った。

協力医療機関で 20歳未満 自己負担ゼロ

私たちの声が届いた!――。骨髄移植手術を受けた子どもを抱える佐山晶子さんと山岡紗恵子さんは、公明党の湯浅光彦市議から、ワクチン再接種の助成開始の報告を聞き、驚きと喜びに満ちた笑顔を見せた。京都府医師会加入の協力医療機関などで接種すると全額助成される制度だ。

2012年夏、佐山さん一家は家族旅行を控えていた。旅行へ出掛ける直前、次女(当時8歳)が発熱。38度だった。近所の病院で薬をもらい、“安静にしていれば大丈夫だろう”と、予定通り次女も楽しみにしていた旅行に出掛けた。

ところが、旅先でさらに熱が高くなり急きょ、現地の病院へ。簡易の血液検査を行ったところ、医師から「白血球が異常に多い。早く大きな病院で診てもらった方がいい」と言われ、地元に戻り、病院へ走った。診断の結果、「急性リンパ性白血病」と判明。佐山さんは目の前が真っ暗になったという。この日から入退院を繰り返すことに。佐山家の次女にとって、つらい入院生活が始まった。

1度目の入院で抗がん剤による治療を開始。抗がん剤治療終了後も約1年半、外来による治療を続けた。その治療を終え、医師から「1年間、何もなければ再発はない」と言われたが、8カ月目で再発。2度目の入院生活が始まり、しばらくして骨髄移植を受けた。

日本では、子どもを病気から守るため、予防接種法に基づきポリオなどの予防接種を受けるべきとされている。接種することで抗体ができ病気にならないようになるのだ。ところが、骨髄移植などを受けると、今までにできた抗体が消えるため、ワクチンの再接種が必要で、費用は全額自己負担。約20万円かかるという。

3年前、患者家族の勉強会で、佐山さんと出会ったのが山岡さん。医療費が高額で経済的負担が大きいことに加え、ワクチン再接種代で困る人が今後、出てほしくないと思った山岡さんは17年7月、市長に直接、再接種助成についての手紙を出した。しかし、回答は決して満足のいくものではなかった。

母親の要望受け公明市議が奔走

同年12月、佐山さんと山岡さんは、親戚の紹介で湯浅市議に願いをぶつけた。湯浅市議は思いを受け止め、公明党市議団(曽我修団長)として市長にワクチン再接種の費用助成に関する要望書を提出。また同月の市議会教育福祉委員会で西山信昌市議、今年4月に平山賀一市議が主張。他党の協力も得て請願を議会に提出し全会一致で採択された。こうした取り組みが実り、今回の助成制度がスタートしたのだ。今月には、まず山岡さんが制度を利用する予定という。

佐山さんらは「同じ悩みを抱える家族にとって喜ばしいこと。全国に広がれば」と期待を寄せていた。

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